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出張整体院 快誠 の日記

木を食べる虫のことを表した漢字を用いたユニークなツボ

2015.09.05

「蠡」という字みたことがあるもしくは読めるという方はいらっしゃいますか?

普段はあまり使わないと思いますが、この字は「れい」と読み、木を食べる虫のことを表します。

この字を使ったツボ(経穴)が「蠡溝(れいこう)」と呼ばれるツボです。

「溝」「側溝」などで使われるようにみぞなどを表します。

「蠡」は上記したような意味がありますが、下腿部の骨を木の幹としてたとえられ、木を食べる虫を邪気として捉えると下腿部を侵す邪気が滞る「溝」という意味となります。

ツボの場所は内くるぶしの下端から親指5本分の上のところにあります。すねの骨内側になります。

IMG_20150608_110621985.jpg  
このツボは月経不調や婦人科系の疾患によく用いられます。

また、尿が出づらいことや下腹部の固さや腫れなどにも使われます。

もともと、このツボは肝経にも属していますので、肝臓の機能を高めることやその裏である胆経にも影響を与え、胆のうの機能を高めるのにも用いることができます。

ツボに親指を当て、呼吸に合わせて息を吐く時に押圧をします。

最初触れたときより柔らかくなった時がやめ時になります。
また、このツボは痛みを感じやすい箇所でもありますので、触れたときに感じた痛みが少し和らいだときもやめ時となります。



このツボ国際表記だと「LR05」となり、なんの意味があるかも想像できません。

意味を感じる時は漢字で表記されるからこそイメージもできることもありますが、それは漢字文化圏のよいところだとも言えます。


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