出張整体院　快誠 | 日記 | 肺と大腸を結ぶツボ

今日紹介するツボは肺と大腸を結ぶツボです。

列缺（れっけつ）というツボです。

肺の経絡に属するツボで、呼吸器系の疾患に有効とされるツボですが大腸にも影響を与えます。

経絡は全身の気が流れるところですが、流れがあるという場合、一本の道筋で終始することもあれば枝分かれするケースもあります。全身を循環している関係上どこかで他につながるところがないと上手く回らないのです。

列缺は肺の経絡に属し、肺の経絡が枝分かれして大腸の経絡につながるところなのです。

そういったところから風邪でお腹の状態が悪ければこのツボも一緒に調整すると効果的です。

効能として、上述した例や咳・痰・腕の麻痺・鼻の疾患・気管支炎などがあります。

場所は腕の内側の親指側の線上で手首の内側の横のラインから指三本分肘方向に進んだにあります。

 
親指にツボをあて呼吸にあわせて吐く時押圧します。始めたときより柔らかくなったなどの変化を感じたらやめ時となります。