出張整体院 快誠 の日記
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足の甲にあり脈拍を感じるツボ
2015.09.04
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今日はツボの話です。
今日は足の甲にあるツボで第2指と第3指の骨の接合部より少し足首よりにあるものです。
「衝陽(しょうよう)」というツボですが胃の経絡に属し、食欲不振や胃の調子が悪いときに使われます。
この名前ですが、「衝」という字は東洋医学的に皮膚の上から指を触れたときに脈拍を感じるツボによく使われていました。
この近くにある「太衝(たいしょう)」というツボも動脈の拍動を感じるその一つです。
また、「陽」という字には陰陽の陽を表します。足の裏と表を分けたとき足の甲側が陽で裏側が陰になります。
したがって、この「衝陽」は足の甲にあり、脈拍の触れるところという意味があります。
セルフで行う場合は、親指をツボに当て、呼吸にあわせて押圧します。
最初触れたときより柔らかくなった時がやめ時となります。
このツボは歯の痛みや悪寒、顔面神経の麻痺などにも使われる場合があります。