出張整体院 快誠 の日記
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膝の外側のエネルギースポット
2015.09.07
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今日紹介するツボは膝付近にあるものです。
「陽陵泉(ようりょうせん)」と呼ばれるツボです。
「陽」はここでは足の外側を意味します。
「陵」は丘とか小高いところを意味します。
「泉」は文字通り泉や水源を意味しますが、経絡を流れるエネルギーを水に例えることで経水と表されることがありますが、そういう表現の場合、泉はイメージ通りとなります。
これらのことを合わせると膝の外側の小高いところの近くにあって身体を流れるエネルギーが湧き出るところとなります。
場所は膝の外側に少し出っぱった骨があります。腓骨小頭と呼ばれますがそのすぐ前の下に位置します。
膝の痛み、腰痛、座骨神経痛、腓骨神経痛、筋肉のひきつり、湿疹、高血圧などに用いられます。
ツボに親指を当て呼吸に合わせて息を吐く際に押圧、または押し回しを行います。
最初触れたときより柔らかくなったときがやめどきになります。
ところで、似た名前のツボで「陰陵泉(いんりょうせん)」と呼ばれるものがありますがこちらは冷えが原因で起こる症状に使われます。
逆にこの「陽陵泉」は熱や腫れが原因で起こる症状に用いられます。
これから夏になり、日射病なども気をつけなければなりませんがそれによる頭痛などにも使われる場合もあります。