出張整体院 快誠 の日記
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こむらがえりなどに
2015.07.13
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今回はツボの話です。
ふくらはぎの上部に位置する経穴(ツボ)です。
ふくらはぎの症状でこの部位の筋肉が収縮してけいれんをおこした状態がこむらがえりと呼ばれます。
こむらがえりはスポーツ中や睡眠中、妊娠中などに起こります。
通常ですとこむらがえりが起こったら、つっている足の親指を持ってすねのほうに伸ばし、しばらく安静を保ちます。
また、足をお湯につけて温めたり、手でほぐすなどして血行をよくすることでも痛みも静まる場合があります。
それとともにこむらがえりに対して使われるツボの一つとして今日紹介する「承筋(しょうきん)」があります。
「承筋(しょうきん)」は膝裏の中央部から指5本分下がったところに位置します。
このツボの「承」は受ける・うけたまわる・ささげるの意味があり、「筋」はすじで文字通りの意味があります。
合わせてふくらはぎのすじをうけたまわるツボという意味になります。
こむらがえりのほかには腰背部の痛み、便秘、痔、座骨神経痛、ふくらはぎのだるさなどにも使用されます。
ツボに親指を当て呼吸に合わせて息を吐くときに押圧をします。
最初触れたときよりも柔らかくなったときがやめ時になります。