出張整体院 快誠 の日記
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ふくらはぎの筋肉がアキレス腱に変わるところにあるツボ
2015.07.20
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前回の整体の記事でふくらはぎの少し上にある「承筋(しょうきん)」というツボを紹介しました。その記事はこちら⇒http://ameblo.jp/seitaimichida385/entry-12049897408.html
今回紹介するのはそのもう少し下にある「承山(しょうざん)」と呼ばれるツボです。
ちょうどふくらはぎの筋肉がアキレス腱に変わるところにあります。
「承山」の「承」は承筋で説明したところ同様の受けるやうけたまわるの意味があり、「山」はやまや小高い場所を示します。
ふくらはぎの筋肉を山と見立てれば盛り上がって山のようになているところを示し、そちらをうけたまわるところなります。
武道ではアキレス腱固めなどで用いられる箇所もこちらです。
実際、「承山固め」とも呼ばれておりツボをそのまま「殺」の意識で用いているのがその技となります。
最近の直真塾の稽古でも固め技ではありませんが、蹴りの受けを稽古している際にそちらに上手くヒットし、痛がっている方もいらっしゃいました。そちらの記事はこちら⇒崩しからの攻撃の稽古
このツボはふくらはぎにありますので、こむらがえりや足のだるさ、また腰痛の名穴でも知られています。その他に膝痛などにも用いられる場合があります。
ツボに親指を当て、呼吸に合わせて息を吐く際に押圧をします。
最初触れたときよりも柔らかくなったときがやめどきになります。
パートナーがいる場合は受け側がうつ伏せになり親指で押圧してもらうのもよいでしょう。
その際は痛気持ちいいくらいの圧加減が重要になりますので、押す側はしっかりと受け側に聞きながら行いましょう。