出張整体院 快誠 の日記
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座位の姿勢での調整が功を奏す
2015.10.22
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さきほど施術させていただいた整体のクライアントさんの話です。
この方は主訴が腰痛で定期的に施術をしています。
今回は腰痛でも痛みの度合いがいつもより強いことと、痛みを訴えている箇所も前回の場所と微妙に違いがありました。
整体術の施術の場合、主にうつぶせや仰向けを用いて行い、その他に横向きの姿勢や座位での姿勢の調整もあります。
下イラストは仰向けの姿勢です。(仰向けの姿勢でも膝を曲げた姿勢もああります。)
クライアントの方の状態によって姿勢は臨機応変に変えて行なっていきます。
状態によってうつぶせにも仰向けにもなれない状態の人もいらっしゃいます。
さきほど施術させていただいた方は、うつぶせも仰向けの姿勢も取れるには取れるわけですが、最初の段階で一回寝た姿勢になるとなかなか次の姿勢に移れない状態でした。
姿勢はどんな姿勢でもなんとか取れますので取りやすい姿勢から調整していきました。
うつぶせの状態と仰向けの状態で調整したあとに確認すると楽にはなったが、いまひとつ取り切れていない状態でした。
もともと最初の触診の際に腰椎にねじれ、骨盤に傾きが見られていましたので、そちらの調整はおこなってはいました。
そこで座位での調整を行いましたが、とても気持ちがよいとおっしゃっていました。
座位によるところの腰椎のねじれを調整するものですが、うまくはまったのか、それの後はそのいま一つとれていなかったのが取れたようで喜ばれていました。
このときは座位の姿勢での骨格の調整が功を奏したことになりました。(もちろんこの日のそれまでの施術の組み合わせによるところの身体の調整具合も入っています。)
うつぶせや仰向けでうまくいかない場合、横向きや座位または立位などで上手くいくケースもあるのです。