出張整体院 快誠 の日記
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ツボの可能性
2016.01.05
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快整体術は経絡調整と骨格調整を2大支柱として成り立っています。
今日はそのうちの経絡調整に関しての話です。
経絡はツボ(経穴)とツボ(経穴)を結ぶラインでもありますが、この調整を行うことで、その経絡上にある筋肉などの運動器に影響を与えることができます。
それと、同時にその経絡に関わる臓腑にも影響を与えることができます。
具体的な例として「快整体術」創始の中山隆嗣先生がテレビにて実演されています。
下の映像は足にあるツボ一穴で前屈をしやすくした事例です。
押していたツボは「京骨(けいこつ)」と呼ばれるツボです。
「京骨」はイラストのところにありますが「膀胱経」に属します。
「膀胱経」は身体の背骨のすぐ横を通り頭から足先までの背面を流れています。
「京骨」の調整を行うことでその流れているラインに好影響を与え前屈をさせた好例になります。この例は運動器に関係するところですが、もう一つは臓腑に関わる例です。
その例が下の映像です。
この映像では腰にある「膀胱経」の「膀胱兪(ぼうこうゆ)」を押したあとの変化です。
膀胱経は臓器としては膀胱にも影響を与えることになりますが、こういった排尿のトラブルにも使われます。
このように経絡の調整はその経絡に関係する運動器と臓器に影響を与えることができるのです。
ただし、条件があり、こういったツボをただ押せば効くわけではありません。
よくツボを押せばなんでもよくなるような魔法のボタンと勘違いされる方がいらっしゃいますが、そういうものではないのです。
というのは、その人に合っているツボなのかどうなのかという選択の問題や、合っていたとしても押し方がよくなければ効かせることができないのです。
押し方は快整体術でよく使われる『同化の意識』や見えない技などもあり、そういったことも合わせてやっとで効かせることができるのです。
プロとして療術を行う場合、そういった身体を好転させるための『技術』が必要であり、現場で使える『技術』を教えるが整体の学校である「快体術研究所」なのです。
今年から開講コースもリニューアルし、スタートしています。
入校生も募集していますので、詳しくはホームページをご覧ください。
快整体術研究所ホームページ⇒http://www.kai-seitia.com