出張整体院 快誠 の日記
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腕の痛みで施術を受けた人が
2017.02.15
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先日少し書いた腕の痛みを持った人の話の続きです。 経過を聞くことができたのでもう少し詳細を紹介いたします。 主訴は腕でも前腕の痛みで最近はその痛みが上腕部や肩まで広がり、それをかばうあまり反対の腕も痛くなり始めたとのことでした。 施術後も数日経っても痛みも軽減し楽だとのことでした。 実は、施術とともにアドバイスしたのが、腕の使い方でした。 施術後のカウンセリングでの話でしたが、どういった身体の使い方をしているか聞いたところ、手先や前腕に力が入るような使い方をしていたので、もう少し体幹部を使うようにすることをすすめました。 具体的な使い方としては武道でも意識する脇の締めです。 物を持つにしてもどうしても手先に力が入りがちになりますが、脇の下に力を入れることにより体幹部を使うことができ、腕にかかる負荷が減ります。 現場ではもう少しその人に合わせた細かいアドバイスをいたしましたが、それを施術後にこの方はしっかり実践されているようです。 こういったアドバイスができるのも快整体術のもとが武術だからでもあります。 アドバイスを聞いたとしても忘れてしまったりして、なかなかできないのがほとんどですが、この人はしっかり実践されておりとても素晴らしいです。 それがよかったようで、同じような負荷がかかる作業をしたとしても前のような痛み走ることがなくなったとのことでした。 また、腕が主訴だったので、そちらがメインとなりましたが、実際は背中や腰も痛みや不快感を感じていたようです。あわせて足裏も痛かったようです。 そういったところもかなり軽減されて驚かれていました。 これは何度か書いているように快整体術が全身調整をベースにしているためでもあります。この方の場合、背骨や骨盤の歪みもありましたのでそちらの調整も行っています。 骨盤の調整で腰の痛みも軽減するのはピンと来る方は多いと思いますが、足裏の痛みも骨盤が関係している場合があります。 それは、骨盤がゆがんでいることで、左右にかかる足の負荷がアンバランスになり、足裏の痛みが生じるのです。 この方の場合、それが当てはまり、骨盤を調整することで左右への足のバランスがよくなったといえます。 合わせて、呼吸もしやすくなったとのことですが、これは背骨の調整や胸郭の調整によるものになります。 背骨に歪みがあれば、その周りにある肋骨にも悪影響がでて胸郭の動きも悪くなり、呼吸もしにくくなります。 逆にそういったところが正常になれば、呼吸も楽になるのです。 この方の場合、快整体術を初めて受けて嬉しい驚きばかりで経過も報告してくれました。