出張整体院 快誠 の日記
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鼻や上肢に関係するツボ
2019.01.14
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武術では正中線上を大事にしますが、それは急所もたくさんあるからですが、その有名なひとつに人中(じんちゅう)と呼ばれるところがあります。 これは鼻と口のちょうど真ん中にあります。 今日はその人中の話ではなくてその近くにあるツボの話です。 タイトルにあるように鼻や歯の中でも上歯に関係しているツボです。 「禾髎(かりょう)」と呼ばれるツボです。 「禾」は穂やのぎをあらわし、それらは穀物であり、それらを取り込む場所である口に通じます。 「髎」は角すみをあらわします。 合わせると、ここでは口の角すみで、かつ鼻との間の盛り上がっている場所を意味します。 さきほど示した人中の両脇にあり、鼻の穴の出口と上唇の間の真ん中にあります。。 <a id="i14338618015" class="detailOn userImageLink" href="https://ameblo.jp/seitaimichida385/image-12432834980-14338618015.html" data-image-id="14338618015"> このツボは古くから鼻水、鼻づまり、鼻炎、蓄膿症などに使われてきました。 また口にも関係し、上歯の痛みや歯茎の痛みにも用いられます。 セルフの調整としては人差指をツボに当て、呼吸にあわせて息をはく時に押圧します。 数回繰り返し、最初触れたときよりも柔らかくなったときがやめ時になります。