出張整体院 快誠 の日記
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風邪に関わる手にあるツボ
2018.12.10
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今日はツボの話です。
先週、風邪などの肺に関わる疾患も流行ってきていることを書いていました。
今日もその風邪にも関わるツボですが、今日は手にあるツボです。
このツボは肺経に属しますが、肺経は呼吸器系の疾患に関わり、風邪は呼吸器系の疾患のメジャーなもののひとつです。
風邪の場合はその肺経の流れる走行部位に反応がよく表れることになります。
下は肺経のイラストになりますが、腕の付け根である胸の部分から親指の先まで流れているのがわかるかと思います。
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さて、今日紹介するツボはイラストだと手の指から手首側に進んだ親指の根もとあたりのところにある「魚際(ぎょさい)」と呼ばれるツボです。
「魚」という字はそのツボがある親指の根元のふくらみが魚のみえるところから魚という字が当てられています。
また、「際」という字はその魚のかたちをしている箇所の際にあるところから場所を意味しています。
合わせるとどちらもその場所や形状を表している名称だということがわかります。
このツボは、古くからせき、痰、喉の腫れ痛み、指のしびれ、肘の痛み、肩痛などに用いられてきました。
場所は親指の根もとのふくらみを手首の方向に向かいその際までたどったところでちょうど手の平と手の甲の皮膚の境界部になります。
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セルフで調整する場合は、親指をツボに当て、呼吸のリズムにあわせて吐くときに押圧します。
最初触れたときよりも、柔らかくなったなどの変化を感じた時がやめ時になります。