出張整体院 快誠 の日記
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風邪の時にも重宝するツボ
2018.12.03
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今日はツボの話です。
最近は風邪などの肺に関わる疾患も流行ってきています。
これは空気が乾燥し、かつ、冷えているのもこの時期の条件としていえます。
もともと鼻腔や喉をはじめとした粘膜系も乾燥すると働きが悪くなってしまいます。
身体の中の免疫反応も湿っていることで働いてくれ、リンパ球やマクロファージなどの免疫に関係する細胞は水分がなければ働いてくれないからですが、そういった意味でも乾燥から身を守ることも重要といえます。
昔はストーブの上にやかんなど暖房と加湿が一緒にできるという工夫がされてるケースもありました。
現代だとエアコンなどが発達している分、加湿器などで補う必要もあります。
実際、湿度が上がることで体感温度もあがりますので、湿度を上げることもこれからの時期はひとつの工夫としては必要になります。
さて、ツボの話ですが、今日紹介するツボは腕にあります。
「孔最(こうさい)」と呼ばれるツボで肘の近くにあります。
「孔」という字はすきまや穴を表し、そのままツボになります。
また、「最」という字はもっともという意味があります。
合わせると肺の症状がある際に最も邪気が集まるツボとなります。
昔から咳を止める際にもよく使われたといわれています。
呼吸器系に関係する代表的なツボといえますが、古くからせき、痰、喉の腫れ、気管支炎、喉の痛み、鼻詰まり、前腕の冷え、肘の痛みなどに用いられてきました。
場所は肘の親指側の内側の横紋の端から親指3本分手首側に進んだところにあります。
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セルフで調整する場合は、親指をツボに当て、呼吸のリズムにあわせて吐くときに押圧します。
最初触れたときよりも、柔らかくなったなどの変化を感じた時がやめ時になります。