出張整体院 快誠 の日記
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知らないうちに蓄積している疲れを取る
2019.01.20
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整体術を受けるというと腰痛や肩こりで痛くなってから受けるという人も多いかもしれませんが、身体を整えることで身体の自然治癒力を活性化させる面があるため、そういった痛みなどが起きてない場合にも活用できます。
むしろそういったことが起こる前の未然の対処にもなります。
年末年始で私の施術を受けてくれた方はそういった人も多く、どこが痛いというわけではないが溜まっている疲れをとりたいとか、身体をすっきりさせたいという要望も多かったです。
しかし、施術をさせていただいているとどこが痛いとかはそれほど自覚はなかったとしても、押されたりすると意外にもこんなところが痛いんですねとか、実は疲れが溜まっていたんですねという意見もいただきました。
自分の身体は大丈夫と思っていても実は意外なところに疲れが溜まっていたりするもので、そういったところに気づくのも健康にとっては大変意義があります。
快整体術は全身調整を基本にしますので、自分でストレッチなどの身体を動かしたりしている人でもセルフで調整できないところまで行き届くようにします。
だからこそ他人にやってもらう意味があるですが、自分ひとりでできるものであれば意味がありません。
特に骨格調整はなかなかセルフではできないところが多く、自分で行うと深部まで到達しないのです。
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骨格調整というとバキボキ鳴らして歪みを矯正するというイメージがある方も多いかもしれませんが、快整体術では明確に骨格調整を二つの視点で捉えています。一つは今もでていた、矯正ですが、もう一つあります。
それが可動域の拡張です。
これがあることで、より安全に施術が進められますし、健康にもなるのです。
矯正しか頭になければ、位置関係をずらすことにしか集中できず、ズレていなければ骨の調整はしなくていいいという考えに陥ってしまいます。
それでは、人の身体に対しては不十分過ぎるという考えになります。
また、調整といえば筋肉を揉みほぐすしか頭になければ筋肉しか見ていないことになります。
でも筋肉だけの調整では芯部まで到達しない場合が多いです。
人が風邪を引いたときに熱を出して、関節の節々が痛くなることでわかるように東洋医学的には関節に邪気が溜まるといわれています。
このように関節には邪気が溜まりやすいのですが、その解消のためにも可動域の拡張を目的にした骨格調整が役立つのです。
関節を動かすと健康にもいい理由は他にもありますが、関節を緩めることで関節部の滞りを解消し、そこにある経穴も刺激することになり、そこに関わる経絡を刺激することになり、その経絡に関わる内臓にも好影響を与えることにもなるのです。
さらに各経絡は精神状態にも影響を及ぼすので蓄積している肉体的ストレスだけでなく精神的ストレスも解消することにもなります。
だからこそ、身体がスッキリするという感想をいただくことになりますが、タイトルにあげた蓄積している疲れというのは肉体面だけでなく、精神面も関係するのです。
それは、もともと東洋医学が心身一如という考えに基いており、心と身体はつながっているという基本的な見方から古くから示されているのです。
快整体術ではそういったことも含めて調整しています。
肉体面では筋肉だけでは不十分であり、さらに骨格までしっかりみたとしても精神面までみなければ身体の調整とはいえないということになります。