出張整体院 快誠 の日記
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ギックリ腰になってしまった人への施術
2019.02.02
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整体のクライアント様の話です。 この方はタイトルにあるようにギックリ腰になってしまったケースです。 そのなった状況をお伺いすると、乳児がいらっしゃる女性で、その子供のおむつを交換する際に前かがみになった瞬間に痛めてしまったようです。 状況的には特に前屈ができないということです。 触診をすると身体の歪みもみられていました。 快整体術の場合、原則として患部の遠くの関係する部位から行いますのでいきなり腰を触りません。 これは、特にぎっくり腰のような劇症の場合もそうですが、その患部にいきなり触られると拒絶が生まれます。 その時点で調整としては上手くいきません。 もちろん状況によっては患部を一気に攻めて改善させる場合もあるのですが、調整を考えた場合、その痛めたところを触られて好転するよりは遠くの部位から調整し、よくなったほうが身体としても楽です。※また痛めた患部は炎症をおこしていて触れられないケースもあるからです。 今回の場合は足から調整していましたが、関係する経穴(ツボ)にも反応がみられていました。 具体的には膀胱経になります。 <a id="i14346970213" class="detailOn userImageLink" href="https://ameblo.jp/seitaimichida385/image-12436306306-14346970213.html" data-image-id="14346970213"> 経絡の特徴のひとつとしてその経絡が通る道筋の運動器の動きをよくするということがあります。 膀胱経はイラストにあるように身体の背面である腰や背骨まわりを通っており、身体の前傾にも関係しています。 ですので、ギックリ腰をはじめたとした腰痛などには欠かせない経絡なのです。 施術としてはその経絡を含めた調整とそのほかにも腰に関わる施術をいたしました。 施術後は可動域も広がりなによりも痛みがかなり軽減され喜んでいらっしゃいました。 このクライアントさんの場合、上記にもあるように乳児で子育てをされて外に出られないため、出張というかたちでご利用されました。