出張整体院 快誠 の日記
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すねの横の張りや痛みを訴えられていた人
2019.05.04
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先日、施術させていただいた整体のクライアントさんの話です。 この方も定期的に受けてくださっている方です。 主訴として下腿部すねの外側が張ってしまって痛いということでした。 この方の場合、特に左側のみにその症状が強くでていました。 快整体術としての考えの場合、身体全体のつながりをみて施術をいたします。 ですので、すねの外側のみが痛いからと言ってそこだけの施術を行うことはしません。 もちろん、そちらもアプローチを行うわけですが、局所だけではないということです。 身体全体をみてみると歪みがやはりみられます。 特に骨盤、股関節にいつもより強いズレがみられました。 身体のつながりからいくとすねの外側には東洋医学での経絡では胆経が通っており、こちらは股関節にも関わる経絡になります。 下がその胆経の経絡図になりますが、すねの横や股関節横も通っているのがわかるかと思います。 快整体術は経絡調調整と骨格調整が二大支柱になりますので、その胆経の調整とともに股関節の調整も行いました。(骨盤の調整もあわせておこなっています。股関節の骨頭は骨盤の寛骨臼にはまっているような状態ですので両方の調整が必要になります。) そういった調整を施すことにより確認すると、すねの横の張りや痛みも減少したことを感じてくれていました。 その段階を踏んだうえで、すねの横の調整も行うことでさらに好転したのを実感されていました。 快整体術の場合、最初にも書いたように身体全体のつながりを意識します。 そして患部に関わる遠いところからのアプローチを行います。(遠回りにみえてそれが近道だったりすることがあります。) ですので、訴えていたのがすねの横でしたが、そこにいきなり直接アプローチするわけではなく、そこに関わる離れた骨盤や股関節の調整から行ったわけです。 このクライアンアントさんもそういった調整を受けることで身体の中のつながりをまた感じたとおっしゃっていました。 実際の調整としては経絡の裏側の意識であったり、骨盤と股関節に関わる腰椎の調整その他そこからのつながりも考慮しながらの施術をしていますがそこまで書くと長くなりますので記事としてはここまでといたします。