出張整体院 快誠 の日記
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背中にある大切なツボ
2019.07.29
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今日はツボの話です。 背骨というと身体の中では家屋で言えば柱のような支える役割もあります。 その背骨にあり名前からもそういったことを表しているツボが今日紹介する「身柱(しんちゅう)」と呼ばれるツボです。 「身」は身体という字でもあるようにカラダを意味します。 「柱」はここでは家屋の柱の中でも大黒柱的な意味になり、二つを合わせてカラダの中の柱にある大切なツボとなります。 ところで背骨は首に7つあり頚椎とも呼ばれ、上から順番に第一頚椎から第七頚椎となります。 その首から下に降り、背中に12つあり、そちらは胸椎とも呼ばれます。 その胸椎も上から順番に第一胸椎から第十二胸椎となります。 その胸椎の三番目と四番目の間にあるのがこの「身柱」のツボになります。 見つけ方としては背骨を真後ろから触れると出っ張っているところがありますが、それが棘突起と呼ばれます。 その棘突起でも胸椎三番目の棘突起のすぐ下に位置します。 こちらは古くから首から肩・背中にかけての痛みやこり、気管支炎、風邪、鼻血、神経症などに用いられています。 セルフの調整としては人差指をツボにあて押圧もしくは押し回しを行います。 呼吸に合わせて吐く時に行います。 数回繰り返し、最初触れた時よりも柔らかくなったなどの変化を感じた時がやめ時になります。