出張整体院 快誠 の日記
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身体の横の調整が腰の痛みにも
2019.08.17
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先日施術させていただいた整体のクライアントさんの話です。 この方の場合、主訴が腰痛でした。 快整体術の場合、経絡調整と骨格調整が二大支柱で施術が行われます。 腰痛の場合は特に骨格の狂いとして腰椎・骨盤・股関節の3箇所をみることは必須になります。 最初の触診の時点でそちらの3箇所に狂いがみられていました。 施術の手順としてはすぐに骨格調整は行いません。 それは身体を痛めている方は特にいきなり骨格調整をするとさらに痛める危険性があるからですが、それを防ぐためにも経絡調整で身体を緩めます。 この方の場合、経絡の中でも胆経の部分が反応されており、それは腰回りのみでなく、膝から下でも触れると反応されていました。 胆経は身体の側面を流れる経絡であり、股関節痛にはよく用いられ腰のトラブルにも使用される経絡になります。 そのクライアントさんは腰でも痛い部分は背面の腰椎下部でしたので、腰回りでも横の部分の調整をされても効かないと思っていたようですが、その腰回り横の調整をしている際にみるみる痛みが軽減するのを実感されたようで驚かれていました。 これは上述した腰椎・骨盤・股関節の3箇所が関連しているからでもありますが、それは骨格だけでなく、そこに関わる経絡も関連しているということです。 股関節に関連している胆経の調整をすることで、股関節と連動している主訴の腰椎部にも影響があったわけです。 そういった部分の経絡調整も行ったうえで、腰椎・骨盤・股関節の骨格調整も行いました。 痛みを訴えていた腰椎付近の調整の際もそうでしたが、ここでも反応されたのが股関節の調整でした。 調整していると、とても心地よいという反応でしたが、快整体術らしい「快」を意識した中での施術となりました。