出張整体院 快誠 の日記
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首にある重要なツボ
2019.09.30
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今日はツボの話です。 首にあるツボですが天窓(てんそう)と呼ばれます。 東洋医学では身体の部分を「天地人」と分けることがあります。 この時、天は鎖骨より上の首や頭の部分を表します。 天窓の天はそれを意味します。 窓という字は覗き伺う(のぞきうかがう)などの意味があり、身体の天の部分の身体の状態を伺うところも表します。 場所的には耳の後ろにある出っ張った骨がありますがこちらを乳様突起と呼びます。 その乳様突起から下ろした垂線と喉仏から水平に引いた線の交差するところにあります。 このツボは古くから扁桃腺の腫れ、喉の痛み、耳鳴り、難聴、中耳炎、耳下腺炎などに使われてきました。 また、ほおのこわばりや腫れに使われるケースもあります。 セルフの調整としてはツボに人差し指や中指の面をあて(場所的に柔らかいところですので圧加減に注意してください)、呼吸に合わせて息を吐くのに合わせて押圧、もしくは押し回しします。 最初触れたときより、柔らかくなった時や痛みが和らいだときがやめどきになります。