出張整体院 快誠 の日記
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肺を強化するツボの話
2021.05.20
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今日は肺を強化するツボの話です。 ツボの名前は「気戸(きこ)」です。 場所は鎖骨の真ん中下側に位置します。 「気戸(きこ)」の「気」は空中の大気を表し、「戸」は門戸を表します。 気の門戸になるところを意味するツボです。 ツボはそれがあるところの具合の悪さを好転させるところで、この気戸の下には肺が存在し、刺激することで肺に影響を与えます。 このツボは古くから呼吸器系疾患、喉の腫れ・痛みなどに使われてきました。 また、このツボは胃の経絡に属し、胃にも影響を与えますので胃もたれ・胃の不快感の解消などにも使われます。 ツボの刺激のしかたとしては鎖骨を人差し指と親指ではさみ、親指側が下側になるようにします。 呼吸に合わせて息を吐くのに合わせて押圧していきます。 数回繰り返し最初触れた時よりも柔らかくなった時がやめ時になります。 鎖骨はリンパが流れているので有名でよく取り上げられ、このツボを刺激することはそのリンパの流れにも関係します。 ぜひ活用していただけば幸いです。