出張整体院 快誠 の日記
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へそ下にある泌尿器疾患や婦人病にも関わるツボ
2021.08.16
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今日はツボの話です。 腹部は内臓があり、へそ周りのツボはそういったところに働きやすいところでもあります。 今日紹介するツボは「気海(きかい)」と呼ばれます。 「気」は心身の全ての活動の元になるエネルギーを意味します。 「海」は自然界で水が広く深くあり、また循環し続けている場所でもあります。 東洋医学では気を水で表したり、喩えたりするのが多くなりますが、そういったところから生命活動の元になるエネルギーが集まり行き来する大切な場所と考えることができます。 実際のツボの箇所としてはへそから下に指一本半分下がったところにあります。
この場所は古くから膀胱炎、腎臓の病気、生理不順、精力減退、陰萎、不妊症、下痢、便秘などに用いられてきました。 セルフの調整としてはまず仰向けに寝て膝を立てます。 その状態から利き手の中指をツボに当てるようにして、反対の手をその上に重ねるようにしてのせます。 呼吸に合わせて息を吐きながら押圧していきます。 数回繰り返し、最初触れた時よりも柔らかくなった、痛みが和らいだ時がやめ時になります。