出張整体院 快誠 の日記
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頭痛や言語障害に関わるツボ
2023.01.31
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今日はツボの話です。
タイトルにあるように頭痛や言語障害に関わるツボです。
「瘂門(あもん)」と呼ばれる経穴です。
「瘂」は口の下に何かあって、のどがつかえて声が出ないことを表します。
「門」は気が出入りする箇所を表します。
つまり、言語障害に関係するツボであることを意味しているツボということもわかるかと思います。
実はこちらのツボのことに関しては中山先生の新刊である「北斗神拳の謎に迫る」の第3章でも北斗の拳のことで絡めて記述されています。
ご興味ある方はご一読をお勧めいたします。
さて、このツボの場所は後頭部にあり、頭の後ろの髪の生え際から親指0,5本分上に進んだところに位置します。
この場所は古くから頭痛、頭重、首の痛み、背中のこわばり、言語障害、舌のもつれなどに用いられてきました。
セルフの調整としては親指もしくは人差し指(人差し指の上に中指を重ねると効果的です。)がツボに当たるようにします。
そこから呼吸に合わせて息を吐きながら押し回していきます。
快整体術では不快な痛みは否とし、刺激して痛みがあったとしてもそれが不快ではなく、快であれば良しとします。それは刺激を与える際も同様で不快にならないようにコントロールしていきます。
そちらにも注意しながら数回繰り返し、最初触れた時よりも柔らかくなった、痛みが和らいだ時がやめ時になります。