出張整体院 快誠 の日記
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お腹の調子を整えるツボ
2013.09.16
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今朝の東京は台風の影響で暴風と大雨です。
皆さんもお気をつけてお過ごしください。
今日は自宅でもできるツボの調整の話です。
最近、季節の変わり目で少し気温が下がったりまた上がったり、朝晩は少し過ごしやすい日もあります。
そのせいでお腹も冷やす方も多く、それと合わせて、胃腸の方も夏で冷たい物をたくさんとったことで少しが疲れが溜まっており、お腹をこわす人も多いようです。
そんなときに有効なツボが「天枢(てんすう)」というツボです。
写真を載せておきましたが、位置はへそから親指二本分横の左右にあります。写真では経絡人形のため片方しか表示されていませんが左右両方にあります。
このツボは下痢・腹痛・胃炎・胃弱・腸の鳴動・腎臓の疾患・だるさ・つかれやすさなどに効くとされています。
この「天枢」という字の考えかたですが、東洋医学でいう人体の場所の区分で「天・人・地」と三つに分ける場合と「天・地」の二つに分ける場合があります。
天と地の二つに分けて考えた場合、おへそ付近を境に分けられます。
「天枢」の「天」は二つに分けた場合の「天」であり、「枢」は要とか大切な場所という意味があります。
二つを合わせると天と地が交差するあたりの重要な場所という意味があります。
調整のしかたは仰向けになり、膝を立てていただき利き手の指先を揃え、中指をツボに当て反対の手を添えます。呼吸のリズムに合わせて吐く時に押圧します。
一回の押圧で心地よい加減を感じるところまで入れるのがポイントとなります。
数回くりかえし、少し変化を感じたらやめ時となります。