出張整体院 快誠 の日記
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腰をおされるとお腹に響く!?
2013.09.27
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腰が痛くなった際、腰をグイグイ押され過ぎて逆に腰が重くなった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
腰を押圧することは、整体術でもポピュラーな技のひとつですがそれが合わない状態の方もいらっしゃいます。 その理由を考える時、まず腰の状態を理解しなければなりません。 腰椎は体側から見てみると前弯しています。
背中側から押圧するということはこの前弯を誇張することになります。 前弯の状態が許容範囲ギリギリであったり、すでにその状態を超え、それが原因で腰痛を感じている場合、押圧という技が更に痛みや不快感を増大させることにつながっていきます。
一般に腰部の背中側とお腹側は7対3の割合で支えていると言われていますが腰を押されるとお腹に不快感を感じるとというのは、お腹側のサポート力が弱まっていると考える必要があるのです。
ですから、この場合、お腹側の調整も効果的になります。
快整体術では「腰痛=腰の押圧」などと単純に結びつけることはせず、いろんなケースを考慮にいれてその人の症状にあわせたオーダーメイドの施術が行われます。
上記のようなお腹のサポート力に問題があると考えられる場合は、お腹を意識した構成による調整となっていきます。