出張整体院 快誠 の日記
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骨をみるからこそできるツボの調整
2013.10.06
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快整体術は、経絡調整と骨格調整が二大支柱になり調整が施されます。
経絡調整によって、筋肉を含めた異常や臓腑の機能的な不調に対して好転をはかることもできます。
また、整体術は骨格調整があることで、骨格に狂いがあって不調を訴えている人には効果があります。
この二つがあることでいろんなトラブルに対して調整をはかることができますが、このそれぞれがとても奥が深いです。
それぞれの技の質を高めることはとても大事なことですが、その二つを融合することも大切になります。
経絡調整の中にも骨格調整の意識が入ったものがあり、それがあるからこそ効果的に効かせることが可能になる場合があります。
また、経絡調整の中のツボの押し方ひとつとったとしても違いができます。
例えばツボは骨と骨のつなぎ目にも存在しますが、その骨と骨のつなぎ目の位置関係に狂いがあったとします。
その骨と骨のつなぎ目を正しい位置関係に調整する骨格調整はもちろん必要なのですが、そこにあるツボを押圧する際にでも、狂った方向がわかっていれば、それが正しい方向に戻るように押圧することも可能になるのです。骨と骨のつなぎ目の正しい位置関係がわかっていなければただ押圧するだけになってしまいます。
二つの視点があるからこそ分かること、できることは世の中にはいろいろあります。
ただし、やみくもに視点を増やすだけでは意味がありませんし、使えなければもっと意味がありませんが、それらひとつひとつをしっかり使えるようにして、かつ、融合をすることに意味があるのです。