出張整体院 快誠 の日記
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肩こりの名穴:肩井
2014.08.14
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昨日の記事はツボが漢字で書かれている意味を考えることを書きました。
その中で肩井「けんせい」というツボをあげましたが、これについて漢字からの解釈しか説明していなかったので、今日はもう少し説明します。
このツボの場所は首の後ろの一番高い骨(第7頚椎)と肩先を結んだ線の真中にあります。
上のイラストは中山隆嗣先生の著書「体のツボドリル(BABジャパン刊)」より 効能としては肩こりをはじめ、高血圧、寝違い、疲れ目、眼精疲労、背中のだるさ、首のこりや痛み、気持ちの高ぶりを抑えるなどがあります。
ここは肩が凝っている際など自然に手で抑えるような場所でもあります。
自分で行う場合は、写真のように片側ずつ行いますが左肩なら右の手の人差し指をツボの位置にあて、息を吐くのに合わせて押圧を行います。
パートナーがいる場合はこのツボに対して親指で押圧してもらってもよいでしょう。
最初に触れた時よりも変化を感じたときがやめどきとなります。
ちなみに東洋医学では、このツボを中心に首筋から肩の先端にかけて処置する技法のことを「肩井の術」と呼んでいます。