出張整体院 快誠 の日記
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好転反応
2014.08.15
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整体術を受けると、体調の好転に伴って身体が敏感になり、病気を治し、健康を増進をしようという働きが強まります。
その過程の中で一見具合が悪くなったのではないかと思われる症状を呈することがあります。
これは好転反応(こうてんはんのう)もしくは瞑眩(めんげん)と呼ばれます。
昨日、施術を受けたクライアントさんも出てきた症状で心配されていました。
それがトイレに行きたくなるというもので、しかもいつもよりも、尿の量が多いというものでした。
これは、排泄反応のうちの1つで、この排泄反応は体内の老廃物や悪いものが体外に排泄されるというものです。尿の量の他に、多量の発汗、皮膚からの老廃物の排泄、濃い色や臭いの強い尿がでる、下痢をするなどが起こります。
ですので、自然の反応ということを説明し、そのクライアントさんも理解されていました。
実は、排泄反応は好転反応のうちでも最後の段階です。
もともと好転反応も現れるかどうかは人によって異なり、出ても程度や日数にも個人差があります。
好転反応は大きく分けて3段階に分かれ、
弛緩反応➡過敏反応➡排泄反応
と進んでいきます。
排泄反応は上記で説明しましたので、弛緩反応と過敏反応について書きます。
弛緩反応は身体が緩んでくる反応ですが、萎縮して固くなった身体が緩み、ポカポカと温かく感じる段階です。倦怠感に襲われたり、眠くなったりします。
続いて過敏反応ですが、これは今までの体調の悪さに抑えられていた人体の機能・知覚が目覚め、発熱・痛み・腫れなどが、これまでなんともなかった箇所に出てくることがあります。
いずれの反応が出ても、自然にまかせ、眠くなったら寝る、汗をかいたら身体を拭いたり着替えをする、下痢や尿が出た場合は水分を補給をするということです。
私自身も施術する側でもありますが、自分自身のメンテナンスで快整体術をよく受けます。
その時は気持ち良すぎて施術中も寝てしまうことが多いですが、施術を受けた日は弛緩反応で心地よい眠気に襲われます。
寝れる時は寝ますが、起きた後の身体の軽さはすこぶるよいです。
特に体調が悪くなくても快整体術を受けると今まで身体がこんなに重かったのかと感じることもあります。
是非、快整体術受けたことがない方は受けることをおすすめします。