出張整体院 快誠 の日記
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アキレス腱の少し上方付近にあるツボ
2014.09.01
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今日はツボの紹介です。
スポーツや長く歩いた後に脚のふくらはぎ付近がすじのように固まってこむら返りを起こしたり、つりそうになった経験をしたことはありませんか?
私も何度か経験がありますがこむら返りはとても痛く、つりがおさまっても、痛みが少しの間残る場合があります。
そういったことが起こった場合はよくその部分を温め伸ばしてあげることも有効ですし、温めたあとにほぐすことも効果的です。
そのときに、あわせてこのツボも押圧してあげるとよいでしょう。
そのツボは「築賓(ちくひん)」と呼ばれ、内くるぶしの中心から親指後本分くらい上がったところから脛の後ろのへりから親指一本分後ろに位置します。
「築」はきずくことや支え、堅実なことを意味し、「賓」はにくづき「月」うをつけると「臏」という字になりこれは膝下を表す文字であり脛骨を表します。
築賓という名は脛骨の後ろで支える重要なツボという意味を示します。
このツボは足のこむらがえりの他にのぼせ、冷え、乗り物酔いによる吐き気や嘔吐、頭痛、腰痛などがあります。
また古来より解毒のツボとしても知られています。
ツボの位置に親指を当て、息をゆっくり吐くのに合わせて押圧します。
最初押したときより固さが緩んだのを感じたらやめどきとなります。