出張整体院 快誠 の日記
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テレビでも紹介されたツボ
2014.09.23
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数日前のブログで中山先生の昔のテレビ出演時の映像がユーチューブでアップされていたことを書きました。
そのときのタレントさんは長澤奈央さんでしたが、その時に使われたツボの詳細をもう少し書きたいと思います。映像のユーチューブアドレスはこちら→http://youtu.be/g4JYlu2g8W8
このときに使われていたツボは「中府(ちゅうふ)」というツボです。
テレビの中では声が出るようになる調整として選ばれたツボですが、このツボは呼吸器系に関わるツボでそのまま呼吸に関わってきます。
呼吸器系の疾患の代表的なものは風邪です。
この夏から秋への季節の変わり目で朝晩も冷え、その気温差で風邪を引いてしまっっている人も多いのではないでしょうか?
そんな時に活用できるのがこのツボなのです。
このツボは経絡では肺経に属し、肺経は上述したように呼吸器系に関わります。
「中府(ちゅうふ)」の「府」は政府という字の中でも使われていますが、集中するところ、集まるところを表します。
「中」は当たるところを意味しますが、ここは肺経の気が集まるところとされています。
効能としては風邪、気管支炎、咳、喘息、鼻水などがあります。
場所は腕を挙げた時に鎖骨の外側の凹むところから親指2本分下にあります。
親指をツボに当て呼吸に合わせて、押圧します。
骨に当たらないように奥に入れていくのがコツになります。
風邪のひきはじめや、風邪の終わり際の咳が抜けない時などに上手くいくと沈めることができます。
ちょっと風邪っぽいかなぁという時や、すでに風邪を引いてしまっているが何か少し残っている場合などに是非お試しください。