出張整体院 快誠 の日記
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腰椎の根もとにある普段からゆるめておきたいツボ
2015.02.02
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腰の部分は人間の身体にとって、身体を支えるために非常に重要な箇所になります。
先日、施術させていただいたクライアントさんは腰痛というものを感じるときまでその重要性をあまり感じたことがなかったようですが腰痛になってから大事なところなんだと改めて実感されたようです。
空手をはじめとした武術でも、腰が使えるかどうかで技のキレも変わってきます。
そんな腰ですが、背骨の部分では腰椎があります。腰椎は第一腰椎から第五腰椎と5つにわかれています。(インナーマッスルの中でも大腰筋は腰椎1~5番とその上の胸椎12番についています。)
特に第4腰椎から第5腰椎そして、その下の仙骨部にかけては身体を直立安定させて歩行させるためにも重要な部分です。その分負荷もかかりやすいところです。
この部分やそのまわりになにかしらのトラブルが発生すれば痛みや不快な症状としてあらわれてくるわけですが、普段からゆるめておくにこしたことはありません。
第五腰椎から親指1.5本分両横に位置するツボで関元兪(かんげんゆ)と呼ばれるツボがあります。
ここを押すことで腰の部分をゆるめることができます。
関元の「関」は塞き止めるとか閉ざすの意味があり、「元」にはもととか、はじめ、元気といった意味があります。そこから元気の流れに関わる重要なツボとしてもとることができます。
親指をツボに当て呼吸にあわせて押し回します。