出張整体院 快誠 の日記
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腰とハラの関係
2015.02.03
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昨日の記事のつながりにもなりますが人間の活動において腰の部分は非常に重要になります。
それにあわせて「ハラ」の部分も大切になります。
身体を支える場合、背中側で7割、お腹側で3割と7:3の割合いで支えています。
このお腹側の3割も実は大切でこちら側の力が抜けてしまえば背中側に全て負担がかかってしまうことになり腰痛や腰を壊す原因にもなります。
「ハラ」と表現したのも理由がありますが、お腹側の力はいわゆる腹筋だけや少し進んで腹筋でも深層筋であるインナーマッスルなどを意識しがちですが、この場合、内臓も含めて考えなくてはなりません。
例えば下痢や便秘をしているときは内側から身体を支えることができなくなっています。
武術においてはそのような状態だと力が抜けた突きになってしまったり、投げをうつ場合でも腰が安定しないため崩れてしまったりしてしまいます。
また、腹部内臓器が弱っているときに打撃を受けると健康な場合に比べてその衝撃が響きやすいということもあります。
ですので、普段から内臓を含めた体調管理も大切になりますし、日常動作でも「ハラ」を意識して動くことが腰を壊さないためには必要なことになります。