出張整体院 快誠 の日記
-
腰と膝裏に違和感を持った方
2015.03.26
-
先日、施術させていただいた整体のクライアントさんの話です。
この方は快整体術の施術を受けるのが初めての人でした。
この方の主訴は腰痛でした。
腰痛とともに膝の後ろ側にも違和感があるということでした。
最初の問診と触診から膝の痛みもその腰からきていることが予想されました。
というのは、膝の痛みを訴えていた部分が「委中(いちゅう)」や「委陽(いよう)」と呼ばれるツボのあたりで、これらのツボは経絡では膀胱経に属し、膀胱経は下の経絡図を見ていただいてもわかるように膝裏を通り、腰まで通っています。
経絡の考え方の一つとして、その経絡が通っている体の部分に影響を及ぼすという考え方があります。
ですので、この方の場合、腰痛を訴えていた箇所もその膀胱経のラインであり、また膝の部分もそのラインに当たります。
基本的に膀胱経は腰痛にはよく使われるケースが多いです。
この方の場合、骨盤にズレがみられ、足の長さも右と左で1センチほどの差がありました。
膝裏の部分は最初の時点で触れても痛みを訴えていましたが、その骨盤の調整をし、足の長さを正常に戻してから確認をすると膝裏の痛みもほとんどなくなったとびっくりしていました。
その方には、骨盤の狂いで膀胱経のラインに悪影響がでて膝裏も痛くなってしまったことを説明させていただきましたが、そのような東洋医学的なつながりを感じたことがなかったということで非常にびっくりされていました。
快整体術の場合、骨格調整もバキボキと強圧的なものも行いませんので、そういったこともあり終始安心して施術が受けられたと喜んでいただきました。
今回のメインは腰痛と膝裏痛でしたが、もともと肩こり持ちということでした。
施術後はその肩こりも軽くなったということでした。
これは全身調整を意識する快整体術のよいところでもあります。